マルシェで稼ぐためのディスプレイのコツ6選|イベント出店歴5年のコーヒー屋が解説

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マルシェに出店しているけど、自分のお店にお客様がなかなか足を止めてくれない…人気のお店との違いはディスプレイな気がしている。マルシェ出店時のディスプレイのコツが知りたい。

マルシェ出店において、ディスプレイは重要な役割を果たしています。

とはいえ、何をどうすればいいディスプレイになるのかわからないですよね。

そこで今回は、コーヒーでイベント出店歴5年の筆者が、マルシェでお客様の足を止めるためのディスプレイのコツをご紹介。

この記事を最後まで読めば、ディスプレイ改善のために何をすればいいのかがわかります。

「マルシェでしっかり稼ぎたい」と考えている方はぜひご一読ください。

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マルシェで稼ぎたいならディスプレイはかなり重要

マルシェでしっかり売上をあげたいのであれば、ディスプレイはしっかり作り込まないといけません。

なぜなら、お客様に商品を買ってもらいたいなら、まずは見た目でお店の存在に気づいてもらい、興味を持ってもらわないといけないからです。

私はコーヒーでマルシェに出店し始めて5年になりますが、最初の頃はテーブルにクロスをかけて、そこでコーヒーを淹れるというシンプル(質素?)なディスプレイでした。

ある程度慣れてきたときに「売上をあげたいな」と考え、マーケティングの勉強をして出会ったのがアイドマ(AIDMA)という考え方でした。

アイドマ(AIDMA)とは、消費者の購買行動プロセスを説明する代表的モデルの1つである。アイドマでは、Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の頭文字を取ったもので、標準的な購買プロセスだと説明している。

引用:アイドマ(AIDMA)とは – マクロミル

これをマルシェでの販売に当てはめると、初めの「Attention(注意)→ Interest(関心)」の部分を担うのはディスプレイでは?と考え、売れているお店をヒントにディスプレイを変更。

そうすると驚くことに売上が数万円単位でアップ。これは本当にびっくりした体験でした。

この経験から、マルシェで売上を上げるには、ディスプレイかなり重要であるということに気づきました。

どれだけ商品が良くても、ディスプレイがイマイチで気づいてもらえなければ意味がありません。

マルシェで稼ぎたいと考えるなら、ディスプレイをしっかり作り込みましょう。

【事例つき】マルシェで稼ぐためのディスプレイのコツ

マルシェにおいてディスプレイが重要であるとわかったら、実際にどうしたらいいのか気になってきますよね。

そこでここからは、私が実際の現場から学んだ、マルシェで稼ぐためのディスプレイのコツをご紹介。

このディスプレイのコツを知れば、お客様が素通りする可能性が低くなりますよ。

ディスプレイのコツ①:他店がやっていないことをする

マルシェでは、お客様は歩きながらお店を見ています。お店の前を通るには時間にして3秒位でしょうか。お客様はその3秒位でお店を決めているのです。

そのため、他店と同じような見た目のお店では、お客様は特徴のないお店と判断してしまうので、「また同じようなお店か…」と素通りしてしまいます。

このことから、他店がやっていないディスプレイをするのが効果的。

そのために、まずは他のお店がどんなディスプレイで出店しているのかをチェックしましょう。

チェックすることで、何をすれば差別化になるのかが明確になります。

私は実際にこれを行って、他のコーヒー屋さんはテーブル+テーブルクロスで出店していることに気づき、什器を手作りすることにしました。

これで結構目立つようになったと思います

商品だけでなく、ディスプレイでも他のお店がしていないことをすれば、お客様が足を止めてくれる可能性が上がりますよ。

ディスプレイのコツ②:ブース幅いっぱいまでディスプレイする

実際に私がそうだったのですが、ブース幅に対して小さくディスプレイしてしまうと、ブースがしょぼく見えてしまいます。しょぼく見えるブースは常連さんならまだしも、初見のお客様としては近づきにくいのではと思います。

そのため、ブース幅いっぱいまでディスプレイするのがおすすめ。

「ブース幅いっぱいまでディスプレイしようにも置く商品がないんだよ…」という方は、POPを大きくしたり、お客様の興味を引くものを置いたりすればOK

物販商品がないのでなんとか埋めてます(笑)

幅いっぱいまでディスプレイしてお店を大きく見せ、お客様が寄りやすいお店づくりをしましょう。

ディスプレイのコツ③:POPの写真はオシャレなものを

人間の五感による知覚の割合は「視覚83.0%、聴覚11.0%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚1.0%」と言われています。

参考:『産業教育機器システム便覧』(教育機器編集委員会編 日科技連出版社 1972)

このことから、商品の情報をお客様に知ってもらうには、視覚に訴えかけるのがかなり重要だとわかります。

そのため、POPを掲示する場合、写真はできるだけオシャレなものを使いましょう。

とはいえ、「商品写真をオシャレに撮れない…」という私のような方もいるでしょう。そんな方は、フリー素材を使うのもアリ。

実際に私が使っているのは「O-DAN(オーダン)」というサイトです。

O-DAN(オーダン)|40サイトから無料写真素材を検索できる

O-DAN(オーダン)で見つけた写真を使っています

フリー素材を使用する場合は、実際の商品とかけ離れすぎないものを選ぶようにするのがコツ。

オシャレな写真を使って、お客様に「欲しいかも…」と思ってもらえるようにしましょう。

ディスプレイのコツ④:POPの文字は大きく見やすく

お客様は、ディスプレイされているPOPの写真で商品が気になった場合、次に文字情報を探します。

そのとき文字が小さいと読めないため、「ま、いっか」とそのまま通り過ぎてしまうのです。

ですので、POPの文字を大きく見やすくしておきましょう。

大事なのは、商品名と値段の2つ。写真で気になって、さらに商品名と値段の2つがわかって興味を持ってもらえれば、詳細説明が細かい字でも近づいて読んでくれる可能性が高まります。

必要な情報だけ大きめサイズで太字

POPの文字を大きくして、商品が気になったお客様に必要な情報を届けましょう。

ディスプレイのコツ⑤:一目で何屋かわかるように

雑貨屋さんやお菓子屋さんなら商品が置いてあるのですぐに何屋かわかりますが、私のような物販の無いコーヒー屋は目の前に商品が無いため、何屋かわかりにくいという問題があります。

お客様の立場に立った場合、「何屋かわからないお店に入るのは避けよう…」と考えるのは普通のことですよね。

そのため、一目見ただけで何を販売しているお店なのかわかるようにディスプレイするのも大事なポイント。

私の場合、以前は奥に作業スペースを作ってお客様に見えないところにコーヒー器具を置いていたのですが、現在はディスプレイも兼ねて見えやすい場所に置くようにしています。

コーヒーキャニスターやカップも全部ディスプレイの一部

何を販売しているお店かわかりやすいようにすれば、お客様は安心して買い物ができるようになりますよ。

ディスプレイのコツ⑥:コーヒーの抽出場面もディスプレイの1つ

これはコーヒー屋の話ですが、コーヒーを抽出している場面もディスプレイの一部ではないかと思います。

そのため、コーヒーはお客様に見えるところで抽出するのがおすすめです。

見られながら抽出するのは最初は気恥ずかしいですが、何回かすれば慣れてくるので大丈夫。

コーヒーを抽出するシーンは目を惹くもの。興味を持ってもらうために、抽出は見えるところでしましょう。

おまけ:ディスプレイは風対策も必須

ディスプレイを考えるときは、稼ぐことと同時に風対策も考えておく必要があります。

もし、急な突風などでディスプレイが飛んでしまい、お客様に当たって怪我をさせてしまっては大変だからです。

そのため、ディスプレイが飛ばないよう、テープやクランプなどを使ってしっかり固定する必要があります。

下記の記事では、ディスプレイ以外にも突風に煽られやすいテント・カセットコンロなどマルシェで困りがちな風対策について解説しまいますので、ぜひご一読ください。

まとめ

マルシェでしっかり売上をあげようと思ったら、ディスプレイはしっかり作り込む必要があります。

お店のディスプレイは、お客様とお店の最初の接点。マルシェで購買行動を起こしてもらうには、その最初の接点でお店に興味を持ってもらう必要があるからです。

そのために、今回ご紹介した6つのディスプレイのコツを実践しましょう。

一気に全部はできないので、まずは同じマルシェに出店している他のお店がどんなディスプレイなのかを見回ることから始めましょう。そうすれば、独自性の高いディスプレイが思いつくはず。

お店のディスプレイを改善して、一緒に売上を上げていきましょう!

徳島県のマルシェで「EncounterCoffee」という名前で自家焙煎コーヒーを販売しています。コーヒーのことや副業のことなど、「話を聞いてみたい!」ということがあれば、私の分かる範囲でお答えしますので遊びに来てもらえたら嬉しいです!

出店情報はInstagramで発信していますので、興味のある方はぜひフォローをお願いします!

とっておきの自家焙煎コーヒー、ココアをご用意してお待ちしております!

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